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鉄男のカメラ紹介 OLYMPUS E-M1X編

皆様こんにちは。
今回はカメラ紹介シリーズということで、OLYMPUSから本日発売のE-M1Xをご紹介していきたいと思います。

今回も鉄道写真を撮る目線に限定してお話さて頂きますので、
予めご了承くださいませ<m(__)m>

※使用している画像はメーカーホームページの物を記載しております。
リンクはこちらからになります⇒★E-M1X メーカーホームページ★

鉄男のカメラ紹介 OLYMPUS E-M1X編_d0352155_18333663.jpg

目次

描写性能
・画素数
・ISO感度
・連写性能
・プロキャプチャーモード

AF(オートフォーカス)性能
・AFスピード
・AFの追従性能
・AFエリア
・AFリミッター
・インテリジェントAF

使用感
・EVF
・グリップ
・バッテリー、メモリー
・手ブレ補正
・防塵防滴構造



描写性能

新たなフラッグシップ機ということで、間違いなく問題はないのですが
詳しい所を記載してまいります。


・画素数

画素数に関してはE-M1Mark2とは変わらず、2000万画素ローパスフィルターレスセンサーを搭載しています。
しかし画像処理エンジンは2基搭載にパワーアップ!全体的な処理速度などの向上に繋がっています。
鉄男のカメラ紹介 OLYMPUS E-M1X編_d0352155_19242029.jpg
また三脚、手持ちでのハイレゾショット機能を使えば、最大5000万画素相当の高解像な写真を撮影できます。
こちらに関しては鉄道などの動きものには使えないので、風景メインの機能になります。



・ISO感度


マニュアル設定では64相当~25600まで可能になっています。
画像処理エンジンの進化によって差は縮まってきていますが
センサーサイズが小さい分、ノイズ面ではフルサイズ機等より不利になっています。
その分レンズなどは小型化できるので、長所であり短所でもある部分になります。

・連写性能

鉄男のカメラ紹介 OLYMPUS E-M1X編_d0352155_19361767.jpg
E-M1XではAF/AE追従で最高18コマ/秒。置きピン時の様に固定連写なら最高60コマ/秒撮影できます。
どちらも撮り鉄してるとお世話になりますが、追従でこれだけ連写できれば、
あえて置きピンする必要もなくなるかもせれませんね。(。-`ω-)

・プロキャプチャーモード


こちらの機能は半押しした状態から記録を開始して、シャッターボタンを押し込んだ時から
さかのぼって最大35コマまで記録できる機能です。

通常なら下の画像の様になるところを
鉄男のカメラ紹介 OLYMPUS E-M1X編_d0352155_15392206.jpg
下ようにさかのぼる事が出来ます(゚д゚)!
鉄男のカメラ紹介 OLYMPUS E-M1X編_d0352155_15402526.jpg

電車をギリギリまで引き付け過ぎて、1コマ目から電車が切れてしまったorz
なんてことにならないのは、とても魅力的で安心感が段違いです。
これで目一杯電車を引き付けて撮れますね(^^♪

AF(オートフォーカス)性能


E-M1Xでは撮り鉄をターゲットにした機能が!
これで撮り鉄の心も鷲掴みかもしれません…(; ・`д・´)

・AFスピード


画像処理エンジンが2基搭載されたことで、AFスピードもさらに早くなってります。
画素数などはE-M1MarkⅡから大きな差はないものの、このAFに関しては大幅に進化しております。
また最大ー6EVまでのAFが可能になっているので、暗い場面・東海道新幹線のようなコントラストが少ない
車両などにもピントがさらに合いやすくなりました。

・AFの追従性能


撮り鉄していると毎度お世話になるAF追従。
この追従能力はE-M1Mark2からさらに性能UPし、粘り強く追従します。
また、E-M1Xでは追従感度を5段階で調整が可能になっています。
例えば側面から電車を流し撮りする時は架線柱にピントがズレないようにあえて
「-1、-2」などの設定にすることで、横切る物体への反応を鈍くできます。

・AFエリア


ミラーレス機の特徴でもある広いAFエリアをE-M1Xも備えております。

鉄男のカメラ紹介 OLYMPUS E-M1X編_d0352155_17044649.jpg
121点全てクロスセンサーになっているので、様々な動きに対応する事が出来ます。

また6種類あるAFターゲットモードでは被写体の大きさなどに合わせた範囲を指定できます。
それでも丁度いいAFエリアがないときは、カスタムAFターゲットモードがあります!

鉄男のカメラ紹介 OLYMPUS E-M1X編_d0352155_17094752.jpg
これで様々な被写体に対応できるので、とてもうれしい機能ですね!

・AFリミッター


望遠レンズやマクロレンズには既に付いている機能ですが、カメラ側からも設定が可能です!
設定しておくことでさらに思い通りにAFをコントロールできますね。
鉄道相手なら撮影前に距離が把握しやすいので、相性がいい機能ですね。

・インテリジェントAF


AI技術の進歩はカメラ業界にも影響を与えています。
その一つがAIを駆使した被写体認識能力の向上。
瞳AFなどでも重要なこの技術ですが、E-M1Xでは鉄道向けのモードも搭載されました!
鉄男のカメラ紹介 OLYMPUS E-M1X編_d0352155_17200779.jpg
C-AF+トラッキングモードにした時に、自動的に車両の運転席を認識してピントを合わせてくれます。
前面に来てほしい所が側面にピントが…
なんてことになる可能性が減らせるのはうれしいですね!

対象の乗り物は鉄道以外にもフォーミュラカー・バイク・飛行機などに対応しているので
乗り物好きの方は必見の機能です。

使用感


E-M1Xでは外付けグリップが一体化したような構造になっており、外観やボタン配置も変化しています。
それらの代表的なところをご紹介いたします。

・EVF

鉄男のカメラ紹介 OLYMPUS E-M1X編_d0352155_17340591.jpg
ファインダー倍率は35㎜換算で0.83倍になり、見やすくなっております。
また画像処理エンジンのパワーアップによりEVFの苦手な暗部も、
より滑らかに見れるように進化しております。

・グリップ

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外観上でも最も大きな変化はこのグリップ。
縦位置グリップが一体型となったことで大きくなっており、グリップ力は上がっています。
特に鉄道写真に必須の望遠レンズを付けた時は、今までよりバランスがよく安定します。
またボタン配置もファインダー撮影前提での設計になっているので、
覗いて撮影することが多い鉄道写真では相性が良いですね。

・バッテリー、メモリー


バッテリーグリップ一体型ということで、E-M1XにはE-M1MarkⅡと同じBLH-1が2つ搭載できます。
鉄男のカメラ紹介 OLYMPUS E-M1X編_d0352155_19260634.jpg
(購入時にバッテリー・充電器が各2個ずつが同梱されています)
その分寿命ももちろん延びており、二個装填時で通常870枚
省電力モード2,580枚となっています。
いざという時は一つでも動作可能な設計になっており、
本体充電・給電も可能なので携帯バッテリーなどあればさらに安心ですね。


メモリーに関してはダブルスロットになっており、
両方UHSⅡ規格のSDカードに対応しております。
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高速連写が可能なので、メモリーに対しての配慮もばっちりです。

・手ブレ補正


世界トップクラスの手ブレ補正。その効果はボディ単体最高7段分!
12-100/4 IS PRO装着時最高7.5段分の手ブレ補正効果が得られます。
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もう圧倒的性能ですね…
最近はホームなどで三脚が禁止になるところも多く、
電車の夜間バルブ撮影等が難しくなっておりますが、
そんな場面でも手持ちで撮影できる可能性を秘めています。

・防塵防滴構造

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最初にカタログの防水試験風景の写真を見た時に、
「流石にこんな状況はないはず…」と一人ビックリしておりました(;´・ω・)
今まで撮り鉄をしてて何度もゲリラ豪雨などには遭遇しましたが、
ここまでのカメラが濡れることはありませんでした。
それほど厳しい試験を乗り越えてきたE-M1Xは、屋外でどんどん使えるカメラですね。


これにてカメラの紹介は以上になります。
実際に使用してみた感想も近いうちに掲載する予定ですので、
よろしくお願いします(`・ω・´)ゞ

by ohbayashi-camera | 2019-02-22 15:18 | カメラ
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